こんな疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、
- 商社で営業を4年やっており、メーカー認定TOP営業の経験あり。
- メーカーで営業を1年やっており、日本と海外の顧客を担当。
- 現在は緊急事態宣言が出る前からテレワークにて仕事をしています。
この記事を読むことで、
- テレワークで出てきている課題がわかる。
- テレワーク中の仕事の生産性を上げる方法がわかる。
- これからの働き方の予測がわかる。
この3つがわかります。
是非、本気時を参考にして、テレワーク中での生産性を上げて下さいね。
テレワークで出てきている課題
緊急事態宣言で急遽始まったテレワーク(在宅ワーク)。
もともと東日本大震災の時に、これからリモートワークやノマドワークを推奨しましょうという声は上がって来ていましたが、コロナウィルスの影響でリモートワークが追い風となり、現在ではほとんどの会社でリモートワークをしている事かとおもいます。
この緊急事態宣言を受けて始まったテレワークですが、次のような課題が出て来ています。
- リモートでのコミュニケーションが難しい
- テレワーク社員の労働実態が見えにくい
- PC端末のセキュリティ
- IT導入が進んでいない企業の対策が不十分
リモートでのコミュニケーションが難しい
テレワークをする時にまず一番に上がってくるのがコミュニケーションの問題です。テレワークの場合、基本的に文字などのテキストベースでの仕事となってしまいます。
そのため、相手によっては怒っているのかなと感じられたり、自分が意図していないように理解されてしまうことがあります。
また、共に働く同僚などの顔が見えなくなってしまっているため、孤立感を感じてしまうことが見受けられます。
遠隔でのコミュニケーションを正確に、スムーズに行うためにも、Web会議やチャットツールを使って見ましょう。定期的に顔を合わせたミーティングを行うのもありです。
関連記事:テレワークで上手にコミュニケーションをとるポイント紹介!
テレワーク社員の労働実態が見えにくい
テレワークの場合、オフィスに出勤する働き方よりも社員の業務開始時間や終了時間、はたまた労働時間の長さを把握することが困難になることが課題です。
また、管理者や他の社員がいないのでオンオフを切り替えるのが難しく、労働時間が長くなりやすくなります。その結果、サービス残業が発生したり、過労になる原因となってしまいます。
そして、上司が部下を管理できない結果、常に部下を目の届くように監視すべきとする考え方まで生まれて来てしまいます。これもやはり顔を合わせることができないために生じる課題でもあります。
これらの課題を解決させるためにも
- 勤怠管理のルールづくりを見直す。
- 勤怠管理と合わせてパソコンの使用状況を記録できる操作ログを確認できるようにする。
- まずは常に部下の行動を上司が監視するという考えを捨てて、適切な指示と納期設定をすることが大切です。
という3つのことを意識することが大切です。
PC端末のセキュリティ
テレワークの課題として上げられるものとして、セキュリティがあります。
社員が社内のみで仕事をするよりも社外に端末を持ち出して仕事をする方が情報漏洩を起こすリスクがあり、ウィルスがPCに入ってくるリスクもあるため、十分な対策が必要と言えるでしょう。
まずは、テレワークの運用を想定して、社内のセキュリティポリシーを見直し、ウィルス対策ソフトの導入やパスワードの管理を徹底させることが大切です。
IT導入が進んでいない企業の対策が不十分
2020年4月調査時点では東京都内で働く人の49.1%がテレワークをしていることがわかっています。(引用:IT media 都道府県別テレワーク実施率ランキング)
しかし、その一方でまだITの導入がうまく進んでいないような会社もあり、そういった会社だとまだテレワークが進んでいないというような実態もあります。
ハンコを押すためだけに出社する必要がある、未だに紙をメインにFAXなどを使っているなどのような会社がテレワークの導入ができていないという実態があります。
早いうちにITを導入できれば良いですが、こういった会社は将来的に厳しい可能性が高いので、こういった会社で働いている人は転職を考えた方が良いかもです。
テレワーク中の仕事の生産性を上げる方法
テレワークで生産性を上げるためには、いかに集中できる環境を作れるかが鍵となります。また、オフィスと同じような環境を作って上げることが生産性を高めるポイントでもあります。
2020年5月現在、緊急事態宣言の下、在宅で仕事をする人たちが増えて来ている中、家だとどうしても誘惑があり、集中できないという方もいるかと思います。
こうしたことを解決させるためにも、自宅を作業に集中しやすい環境を作ることが大切です。
集中して作業をする方法としてオススメな本
これからの働き方の予測!
今回のコロナウィルスの影響でテレワークが一気に進みました。
IT企業を始め、早い段階からテレワークを開始した会社でも、テレワークを導入して、オフィスで仕事をするときとテレワークで生産性が変わらないどころか生産性が上がっているということが起きています。
こうしたことからも、これからはIT企業を始め、多くの会社でテレワークが進むことになるかと思います。
しかし、一方でITの導入が進んでいない会社や、テレワークをやって見たけど、これまでのやり方を変えない会社も少なくとも出て来ます。現実的に緊急事態宣言が解除された地域で早速オフィスに出社させる会社が出ています。※一部テレワークができない職種もあるのでそれらは除きます。
こういった変化に対応できないような会社はあまり将来性がないと言えます。もし、こういった会社にいるようであれば、早めに働きかたを変えた方が良いと思います。
参考にイケハヤさんのYouTubeにもこれからの働き方について語っている動画がありますので参照ください。
まとめ
今回の記事ではテレワークの課題、生産性の上げ方やこれからの働き方について解説して来ました。今回の記事のポイントは次の通りです。
- リモートワークの課題はリモートでのコミュニケーションが難しい、テレワーク社員の労働実態が見えにくい、PC端末のセキュリティ、IT導入が進んでいない企業の対策が不十分ということが上げられる。
- テレワークで生産性を上げるためには仕事の作業効率を上げる環境作りを行うことが大切。
- これからの働きかたは変化に対応できない会社は淘汰されていき、生産性を上げられる会社と格差が大きくなる。
今回のコロナショックをきっかけに働き方が大きく変わろうとしています。
今勤めている会社が緊急事態宣言が解除されてもこれまでと変わらない働き方をするかもしれません。しかし、会社は変われなくても個人は変わることはできますので、ぜひ転職をするなど、積極的に行動しましょう。