海外営業の部署に突然異動してきたんだけど、英語が不安すぎる。英語ができないんだけど、どうやって英語を克服すれば良いんだろうか。
こんな悩みにお答えします。
この記事を書いている私は、
商社で営業を4年間やった後に、メーカーへ転職して営業をやっている。
これまで国内顧客を担当してきたが、海外営業の部署へ異動した。
これまで国内顧客を担当してきたが、海外営業の部署へ異動した。
今回の記事では、
- 海外営業で英語は必要なのか
- 海外営業で必要な英語力とは
がわかり、
- 「海外営業の部署に行ったはいいものの、英語が思ったよりうまくできない」
- 「これから海外営業の仕事がしたいけど、どの程度の英語力があれば良いのかが知りたい」
という人に記事を書きます。
私自身、これまで日本国内での顧客を担当し続けていましたが、念願叶い海外営業へ異動しました。
海外営業へ異動となり、私自身も英語でかなり苦労してきましたが、通常のオペレーションをこなせるようになりました。
今回は私の経験を踏まえて海外営業で必要な英語力について解説します。
目次
そもそも海外営業に英語力は必要なのか
結論として、海外営業に英語力は必要です。
日本語が通じない相手と仕事をするので、必然的に英語力は必要です。
とはいえ、担当する業界や顧客次第ですが、あまり英語力が高くなくても仕事をすることはできます。
どの程度の英語力が必要なのかというと、日常英会話で最低限対応することができる程度です。
もちろん仕事の領域次第ではありますが、最低限英語でコミュニケーションが取れれば問題なく仕事ができます。
海外営業といえば高い英語力が必要と思いがちですが、職務内容によっては実はそこまで高い英語力を求められることはありません。
海外営業に挑戦したいのであれば、どの程度の英語力が必要なのか確かめてみましょう。
海外営業で英語ができない人はどうすれば良いのか
海外営業で英語ができない場合は、まずは日常英会話からマスターするようにしましょう。
日常英会話とはいえ、日頃から英語でコミュニケーションを取る環境にいないと仕事で英語が使えません。
いずれにせよ、海外営業をするためには英語力を上げるべく、学習を行う必要はあります。
学習を行う際に、どの程度仕事で英語を使うのか把握する必要があります。
日常英会話程度で良いのか、それとも商談で交渉をするのか会議でファシリテーションを行うレベルが必要なのか、それぞれ事情が異なります。
まずは、どの程度の英語力が必要なのか整理して、目標設定をしましょう。
海外営業で必要な英語力とは
海外営業で必要な英語力はメールや電話での応対をすることはもちろん必要です。
さらに、顧客との価格交渉や納期調整など日本でやっていることを英語で行う必要があります。
担当する仕事によっては、顧客の前でプレゼンを行ったり、会議のファシリテーションを行うこともあります。
日本で実施している仕事をそのまま英語で行うのとあまり大差がないレベルで仕事をすることもあります。
職域によっては、もう少し優しいレベルの仕事ももちろんありますが、「年収を上げていきたい」・「スケールの大きい仕事がしたい」人は英語力を上げる努力をしましょう。
海外営業に必要な英語力を身につける方法
海外営業に必要な英語力を身につけるためには基礎力を付けつつ、実際の会話で英語を使うようにすると良いでしょう。
英語の基礎力は頭の中で瞬時に日本語から英語にできるようにするトレーニングです。
英会話フレーズを覚えることも大切ですが、実践の会話では定型フレーズだけでは不十分です。
定型フレーズだけではなく、文章をスラスラと発信することで相手に伝えることができるのです。
日本語から英語に置き換えるトレーニングをするのであれば「話すための瞬間英作文」がオススメです。
「話すための瞬間英作文」を活用することで日本語から英語への変換速度が早くなります。
海外営業の部署に突然異動してきたんだけど、英語が不安すぎる。
どうやって英語を克服すれば良いんだろうか。実際の使い方に関しては、以下の動画がオススメです。
海外営業で英語が必要な人の学習手順
海外営業で英語が必要な人は次の手順で学習を進めると良いでしょう。
私自身、英語を使用する業務を行う際に以下の学習手順で進めていきました。
- TOEIC学習でリーディング・リスニング力を上げる
- 日本語⇨英語の瞬発力を鍛える
- オンライン英会話で実践する
そもそも海外営業に英語力は必要なのか
TOEICのリーディング・リスニングはコミュニケーションをする上で直接的に効いてくる要素では無いように思えるかもしれませんが、実はかなり大切です。
ビジネスシーンで使う英語の土台となる文法力や単語力は、リーディング・リスニングでこそ鍛えることができます。
リーディングで基本的な文法・単語力を鍛え、リスニングで相手が発信した内容をより正確に理解する力を鍛えることができます。
ビジネスで使う英語力を鍛えるのであれば、やはりTOEICは避けては通れないものです。
TOEICスコアを伸ばせれば、英語力の土台作りはひとまずOKです。
海外営業で英語ができない人はどうすれば良いのか
英語力の土台がある程度完成してきたら、日本語⇨英語の瞬発力を鍛えましょう。
日本語⇨英語の瞬発力を鍛えることで、英会話を行う際の発信の瞬発性は鍛えられます。
日本語で会話をしている時でも、相手が話しかけてきたら、あまりを間を開けずに言い返しますよね。
英会話でも同じように相手が話してきたら、瞬発的に話返すようにする必要があります。
日本語⇨英語の瞬発力を鍛えることでスムーズな会話をすることができます。
英語への文章の置き換えを素早くできるように、トレーニングをしましょう。
海外営業で必要な英語力とは
日本語⇨英語の瞬発力を鍛えられてきたら、オンライン英会話で実践しましょう。
オンライン英会話は駅前の英会話教室とは異なり、スカイプやZoomを使って、フィリピンをはじめとした国の講師と会話をします。
もちろん会話は全て英語で、日本語は通じません。
会話の全てが英語なので、最初はかなり苦労することは多いです。
相手に伝えたいことがうまく伝えられなかったということはおこります。
うまく伝えられなかったフレーズをレッスンが終わった後に調べてノートにまとめておきましょう。
ご自身の中でオリジナルの英会話フレーズ集ができます。
英会話フレーズをご自身の中でストックしておけば、同じような場面でそのフレーズを使うことができます。
海外営業で英語力を上げた時の経験談
私自身が海外営業へ異動する前に行った学習方法はTOEICのスコアの底上げです。
当時海外営業へ異動できるという話は一切上がっていませんでしたが、業務上、英語を使用する場面もあったので、まずはTOEICから手をつけようとして行動しました。
この時に活用したのがPROGRITでした。
PROGRITは英語コーチングのサービスを提供している会社で、元サッカー日本代表の本田圭佑さんも活用して英語力を上げていました。
私自身、このPROGRITを活用してTOEICスコアを550⇨720点まで伸ばすことができました。
詳しい詳細に関しては、以下の記事にまとめていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
まとめ
今回の記事では、海外営業で英語ができないけど問題ないのかについて記事にしました。
英語ができないという度合いは人によってさまざまではありますが、とりあえず日常会話ができれば問題は無いです。
今回の記事のポイントは以下の通りです。
- 海外営業ではメール・電話など最低限日常英会話ができるレベルであれば仕事は回る
- 職務内容次第で求められてくる英語力は異なり、英語ができればよりよりポジションにアサインされやすい
- 英語を学習する手順は、TOEICでの土台作り・日本語⇨英語への瞬発的な変換力・オンライン英会話での実践
会社や所属する部署によって求められてくる英語力は異なるのは事実であり、日常英会話程度で良いとする会社もあります。
ただ、海外営業をやるのであれば、やはりビジネス英語は使えるに越したことはありません。
今仕事についていくのに必死なのであれば、英語力を伸ばす努力をしましょう。