海外営業の仕事をしてみたいけど、どの程度の英語力が必要なんだろう。海外営業をするためにどのような英語学習をするべきなのかな。
こんな悩みにお答えします。
この記事を書いている私は、
商社で営業を4年間やった後に、メーカーへ転職して営業をやっている。部署異動を経て海外営業の仕事をやるようになった。
今回の記事では、
- 海外営業で必要な英語力
- 海外営業の仕事に就くまでにやるべき英語学習について
がわかり、海外営業で求められてくる英語力がわかります。
私自身、一度の転職を経てこれまで日本国内の営業をやってきていましたが、海外営業へシフトすることができました。
私の場合は転職をしてすぐに海外営業というわけではなく、国内営業を2年間ほど経験したのちに海外営業へ異動することとなりました。
今回の記事では、私が国内営業から海外営業へ異動する過程で努力してきた英語を軸に、海外営業で求められてくる英語力について解説します。
目次
海外営業に必要な英語力とは
海外営業に必要な英語力はTOEIC700点程度です。
とはいえ、TOEICのスコアが全てではありませんので、ぶっちゃけここまでなくても仕事によってはできたりします。
英語で意思疎通を図るためにもメールの読み書き、電話での応対ができれば最低限はクリアできます。
ただし、難しいネゴシエーションやミーティングで意見を求められたりするような場合はそれなりに高いレベルを求められます。
ポジションによって、現地にいる社員や上司と英語でコミュニケーションを取らなくてはいけない場面も出てきます。
将来的に出世したいのであれば、英語力はどんどん上げていきましょう。
海外営業をするのに英語力がなくても大丈夫なのか
海外営業をする上で最低限英語でコミュニケーションができるレベルは必要です。
仕事の大半が英語を使う業務になってくるので、最低限英語でコミュニケーションが取れるレベルは必要です。
海外営業では顧客が海外ということもあり、英語でのコミュニケーションをとる機会が必然的に増えてきます。
最低限メールの読み書きと電話応対ができないと仕事にならなくなります。
海外営業をするために、最低限日常英会話程度まではできるようにした方が良いでしょう。
英語力は極めようと思えばいくらでもできますが、仕事をする上で支障のないレベルまで上げましょう。
海外営業をするのに英語だけで大丈夫なのか
海外営業をするために、語学力は英語だけで十分です。
中国語や韓国語、スペイン語など他の地域の言語も使えることに越したことはありませんが、基本的に英語を共通語としているので、英語だけで十分です。
担当する地域の言語を習得していれば、現地の顧客や現地社員とコミュニケーションは取りやすくなります。
担当地域の言語を覚えることでメリットはたくさんありますが、最低限英語が使えれば問題ありません。
英語力に自身があれば、現地の言語を勉強する程度で十分です。
担当地域の言語は仕事をしつつ、簡単な単語からコミュニケーションを取ってみると良いでしょう。
海外営業へ転職するために必要な英語力
海外営業の仕事に転職するために必要な英語力はTOEIC700点は必要です。
ただし、TOEIC700点は日系企業の海外営業最低スコアなので、外資系企業へ転職したいのであれば最低限TOEIC800点は必要です。
TOEICスコアはあくまでも足切りのための最低限の目安でしかないので、実際に英語を仕事で使えないと意味がありません。
海外営業の仕事に転職をしたいのであれば、英語力を上げる+実務経験を積んでおくことが大切です。
現職で海外と関わる仕事ができない人は転職をして海外の仕事に少しでも関わるような会社に転職するのも良いですよ。
実際に私自身TOEICスコアがあまり高くないときに海外営業のある会社に別の部署に転職をして、海外営業のポジションに就きました。
海外営業をするための英語学習方法
海外営業のポジションに就くまでにやった英語学習は次の2通りあります。
- TOEICスコアを上げてリスニングとリーディングのスキルを上げる。
- オンライン英会話を活用してスピーキングスキルを上げる。
海外営業に必要な英語力とは
仕事で英語を使う場面で、話す、書くという発信するスキルが高いことはもちろん重要です。
しかし発信するスキルの前提として読む、聞くという受信するスキルを持ち合わせておく必要があります。
受信するスキルは、まさにTOEICがピッタリでした。
TOEICスコアを上げることで受信するスキルを鍛えることに最初は専念していました。
TOEICスコアを上げるやり方は、PROGRITのコーチング英語を活用していました。
コーチング英語を活用することで独学では気づかない苦手や学習でつまづくところを先に教えてもらって、壁にぶつかるのを回避していました。
受講期間は3ヶ月ちょっとでしたが、短期間でTOEICスコアが爆上がりしました。
海外営業をするのに英語力がなくても大丈夫なのか
オンライン英会話を使ってネイティブスピーカーと会話をしながらスピーキングスキルを上げていました。
駅近の英会話スクールなどたくさんありますが、英会話スクールよりも断然安く、毎日会話をすることができるので場数をたくさん踏めました。
スピーキングスキルを上げるコツは、インプットももちろん大切ですが、アウトプットの数をこなすことも大切です。TOEICスコアを上げることとは異なり、実際に会話をする機会を設けて場数をこなしていく必要があります。
特にオンライン英会話のレアジョブ英会話は大体月5,000円で毎日レッスンを受けられるので、英会話スクールに通うより費用も抑えられて場数もたくさん踏めます。
スピーキングスキルを上げたいのであればレアジョブ英会話でオンライン英会話に挑戦しましょう。
英語力を上げてから海外営業をやってみた感想
私自身、土台としての英語基礎力があってよかったなと感じています。
海外営業の仕事をするといやでも英語でメールや電話のやりとりが発生するので、ぶっちゃけ英語基礎力がないときついです。
英語力が低くても入れる会社や部署はあるかもしれませんが、いずれにせよ仕事上で英語を当たり前に使うのでやはり英語基礎力がないと厳しいです。
英語を読んで理解する力や英語で発信する力がないと仕事として成立しません。
英語を仕事で使う環境に飛び込むのは良いですが、環境に入ることで満足して終わらせないようにするようにしましょう。
大切なのは会社に入ることではなく、その会社や部署で何を貢献するかです。
まとめ
今回の記事では海外営業ではどの程度の英語力が必要なのかについて解説しました。
今回の記事のポイントは以下の通りです。
- 海外営業に必要なTOEICスコアは最低700点
- 海外営業に配属されるために英語基礎力としてTOEICは有効。英語基礎力を鍛えたらスピーキングで発信力を鍛えよう
- 英語力が低い状態で英語を使う仕事に就くのはありだが、英語基礎力がないと苦労することが多い。
会社や仕事の内容によって求められてくる英語力は異なります。
入社するまでに高い英語力は求められることはあまり場合もありますが、入社してからバリバリに英語を使うことになるので、覚悟が必要です。
入社時に求められる英語力は高くないかもしれませんが、いずれ仕事でコミュニケーションが取れる英語力は求められます。
英語をバリバリに使う職場に行きたいのであれば、いますぐに英語学習に取り組みましょう。
この記事が少しでもみなさんの役に立てたら嬉しいです。