転職で大手企業に行きたい。転職で大手企業に行けるのかな。
こんな悩みにお答えします。
この記事を書いている私は、
- 商社で営業を4年やっており、メーカー認定TOP営業の経験あり。
- 転職を経て、メーカーで営業を1年やっており、日本と海外の顧客を担当。
この記事では、
- 転職で大手企業に入社できるのか
- 大手企業のメリット・デメリットとは
- 転職で大手企業に内定をもらうためには
がわかり、転職活動で役に立つ情報を紹介していきます。
私自身、中小規模の商社から転職をして、大手メーカーに転職をしました。今回は、私の経験から大手企業への転職に関して解説していきます。
ぜひ、最後まで読んでいただき、みなさんの転職活動に役立ててください。
目次
転職で大手企業に入社できるのか
転職で大手企業に入社することは可能です。業界によりますが、人手不足なので、中途採用を募集している企業は数多くあります。
また、大手企業の本体ではなく、子会社や関連会社も中途採用の募集を行っていることがあります。大手企業の関連会社や子会社であれば、大手企業の本体と同じ福利厚生や待遇を受けることができます。
大手企業だと、意外と関連企業が多かったりするので、その分チャンスはかなり増えてきます。正直大手企業は厳しいかなって思っている人こそ、挑戦してみる価値はありますよ。
大手企業のメリット①福利厚生が整っている
大手企業のメリットは福利厚生が手厚いことです。福利厚生が手厚いことによって、日常で使うお店の割引が使えたり、資格取得の補助も受けられたりします。
また、住宅を購入する時なども金利の低いローンを組めたりすることもあるので、非常にお得です。
福利厚生をうまく活用することで、日頃の出費を比較的抑えることができることがメリットと言えます。
大手企業のメリット②有給取得がしやすい
大手企業のメリットは、有給取得がしやすいことです。大手企業の場合、業務が細分化されているので、スケジュール調整がしやすく、比較的有給休暇を取得しやすい環境だと言えます。
また、大半の大手企業は、有給消化率を一定以上にさせないといけなくなっているため、有給消化を推進している企業が多いです。
大手企業の場合、ライフワークバランスも大事にすることができるので、非常に働きやすい環境と言えるでしょう。
大手企業のメリット③ボーナスと退職金制度が手厚い
大手企業のメリットはボーナスと退職金制度が手厚いことです。大手企業の場合、ボーナスが年間6ヶ月支給されたり、退職金も企業型確定拠出年金で毎月積み立てられていたりします。
中小企業やベンチャー企業では、ここまでしっかりとした制度がない場合がほとんどです。しかし、大手企業では報酬の面で充実した制度が整っているので、お金の面で充実させることができるでしょう。
ボーナスと退職金制度こそが、大手企業の最大のメリットとも言えるでしょう。
大手企業のデメリット①年功序列
大手企業のデメリットは年功序列であることが挙げられます。年功序列のため、若いうちはそこまで給与は高くなく、年齢が高くならないと、高級取りになるのは難しいでしょう。
また、年功序列は、若いうちには裁量がなく、決められた仕事を上司の指示に従って仕事をします。そのため、自由な発想で仕事がしたいという方には息苦しく感じることがあるかもしれません。
上司の承認を得るまでに時間がかかったり、関係者に了解を得ながら仕事をしなくてはいけないので、スピード感が遅いと感じることが多いと感じることもあるかもしれません。
若いうちから活躍して、裁量のある仕事がしたい人には、息苦しいと感じるかもしれないです。
大手企業のデメリット②上司ガチャ
大手企業のデメリットは上司ガチャ、つまり、上司を選ぶことができないということです。大手企業の場合、配属した部署によって、上司が決まるので、自分の意思で選ぶことができない点がデメリットです。
自分で上司を選ぶことができないので、最悪の場合、パワハラ上司に当たることもあります。パワハラ上司に当たってしまったら、精神的に追い込まれて、最悪の場合、鬱病になります。
パワハラ上司に当たってしまい、精神を病んで退職するというケースも多々あります。上司が選べないことが、大手企業のデメリットの一つです。
大手企業のデメリット③スキルが身に付きにくい
大手企業のデメリットは、スキルを身に付けにくいことが挙げられます。大手企業の場合、業務内容が細分化されているので、仕事の範囲が狭く、経験が積みにくいケースがほとんどです。
仕事の経験が積みにくいため、いざ転職をしようと思っても、市場価値があまり高くなく、望んだ成果を得ることができない場合があるでしょう。
業務内容が細分化されていることは、良いこともある反面、悪い一面もあります。スキルをつけて、市場価値を高めて成長したいと考える人にとっては、デメリットと言えるでしょう。
転職で大手企業に内定をもらうためには
大手企業に内定をもらうためには、次のことを心がけましょう。
- 現職で成果を出すこと
- 面接対策を行うこと
1.現職で成果を出すこと
現職で成果を出して、面接でアピールできるようにしましょう。現職での成果とは、社内評価ではなく、仕事で何を成し遂げて、どのように成果を出したのかということです。
社内での評価を良くすることも大切ですが、仕事を通して、何を成し遂げたのかをアピールした方が有効です。成し遂げた成果について、数字を用いて語ると、よりわかりやすく伝わります。
今日から意識して現職での仕事に取り組みましょう。
2.面接対策を行うこと
面接対策を行うことで、大手企業の内定率が高まります。中途採用の場合、あまり面接対策をせずに、面接の挑み、撃沈するケースは多々あります。
特に、大手企業の場合は、応募者数も多く、面接で落とされることもあります。大手企業の内定を勝ち取るためにも、面接対策は入念に行うと良いでしょう。
まとめ
今回の記事では、転職で大手企業に入社できるのかについて解説していきました。今回の記事のポイントは以下の通りです。
- 大手企業への中途入社は可能。大手企業の関連会社や子会社を狙うと採用率が高まる。
- 大手企業のメリットは福利厚生、有給取得、ボーナスや退職金が手厚い
- 大手企業のデメリットは年功序列でスキルが身に付きにくく、上司がガチャ。
- 大手企業に内定をもらうために、現職での仕事で成果を上げて、面接対策をして、採用率をあげていく。
大手企業に中途入社するには、これまでの実績や経歴が大切になってきます。そのため、今目の前にある仕事に対して、全力で取り組むことこそが、大手企業に中途入社する近道とも言えます。
ぜひ、大手企業を目指して、今日から眼の前の仕事で成果を上げられるよう頑張ってください。