こんな疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、
- 商社で営業を担当し、メーカー認定TOP営業の経験あり。
- その後転職を経てメーカーで営業を担当し、日本と海外の顧客を担当。
- 現在は緊急事態宣言が出る前からテレワークにて仕事をしている。
この記事を読むことで、
- テレワーク開始から1ヶ月経過した後に見えてきた課題
- 今後テレワークを導入するときのポイント
- テレワークが普及されて将来仕事や会社がどのように変わるのか
この3つがわかります。
是非、今回の記事を読んでみて、テレワークの将来性について、理解を深めてみて下さい。
目次
テレワーク開始から1ヶ月経過した後に見えてきた課題
コロナウィルスの影響でテレワークを始めた企業が増えてきました。テレワークを始めた当初は出勤時間がなくなり、自分の時間が増えたことや業務の効率化ができたことがメリットだと感じられていました。
しかし、テレワークをいざ初めてメリットもある反面、今後解決しなくてはならない様々な課題でした。1ヶ月経過した後に出てきた課題とは次の通りです。
- 対面とは異なるコミュニケーションの対応
- 社員教育
- 書類の電子化ができていないものがある
- 電気代がかかり従業員の負担が増える
- 子育て世帯だとWeb会議中に子供が乱入してくる
テレワーク開始から1ヶ月経過した後に見えてきた課題
これまではオフィスに出社して対面での仕事をしてきましたが、現在ではメールや電話でのコミュニケーション、Web会議でのコミュニケーションが主体となっています。
そのため、これまでとは違うコミュニケーションの仕方を工夫してあげないといけなくなりました。
対面とは異なるコミュニケーションの対応
新しく入社した新入社員や中途社員など、実務に慣れていない人への教育の難しさを感じることがあります。
職場や業務にも慣れている人であれば、あまり問題はないですが、新しいメンバーともなると教育が必要です。
そのために、テレワーク下での教育体制の整備も今後必要となってくるのです。
社員教育
伝票や一部の社内資料など、まだまだ電子化ができていない職場はあります。はたまた、印鑑を電子化しておらず、会社に印鑑を押しに行くなどのようなこともまだあります。
これまでペーパーレス化を推進してきてはいましたが、完全にペーパーレスとなっている職場は少なく、電子化が進んでいないことで障壁となっている企業もあります。
書類の電子化ができていないものがある
新型コロナウィルスの影響で在宅で仕事をすることとなり、時間が増えて生産性が増す一方で、従業員の電気代がかかるという問題も起きています。
時間が増えて通勤のストレスもなくなったはいいが、財布がだんだん寂しくなるということが見えてきています。
電気代がかかり従業員の負担が増える
子供がいる家庭だと、どうしても子供が仕事中によってきたりすることがあります。そのため、Web会議などで大事な打ち合わせをしている最中にも子供が乱入するということが起こるということが課題となっています。
今後テレワークを導入するときのポイント
テレワークを導入するときに、次のポイントを押さえる必要があります。
- これまでの業務工程を見直すこと
- ITツールの整備
- 従業員の評価制度や福利厚生の見直し
子育て世帯だとWeb会議中に子供が乱入してくる
今後テレワークを導入する際に意識したいことは、これまでの業務工程を見直すということが必要になってきます。
今までの業務フローを見直して、無駄なことはないか、電子化できるところはないかを確認する必要があります。
今後テレワークを導入するときのポイント
テレワークを行うにあたり、必要なツールの用意が大切です。PC環境はもちろん、営業促進ツールやタスク管理アプリを導入するなどIT関連の整備を行うことが大切です。
これまでの業務工程を見直すこと
これまでのオフィスワークのように出社して従業員の働きぶりが目に見えるわけではないので、これまでの評価の仕方ができなくなってきます。
そのため、従業員が出してくる成果物や具体的な数字で判断することが大切となってきます。
また、福利厚生も在宅ワークでかかる電気・ガス・水道光熱費などの費用の負担など、在宅ワークで従業員に負担がかかるものに対する福利厚生も用意する必要が出てきます。
テレワークが普及されて将来仕事や会社がどのように変わるのか
今後テレワークが普及されることによって、業務効率が上がる企業が増えてくるのは間違いありません。そして、仕事の評価の仕方も変わってくるので、成果が出せない従業員はリストラ候補に上がる可能性は高くなります。
また、テレワークをうまく活用できる企業と活用できない企業とに綺麗に分かれてくることが予想できます。
こうしたことから仕事であまり成果が出せていない従業員と、変化に対応できない企業は淘汰されてしまうことが予想されます。
そのため、これから仕事をする上で大切になってくるのは、より生産性の高い仕事で成果を上げて行くということが求められてくることでしょう。
まとめ
今回の記事ではテレワークの課題と導入のポイントを紹介してきました。また、今後テレワークが普及することで何が変わるのかを合わせて紹介してきました。今回の記事のポイントは以下の通りです。
- テレワークは対面とは違うコミュニケーションの取り方や社員教育、導入する準備の仕方が課題。
- テレワークを始めるにはこれまでの業務工程の見直しをして、ITツールを導入することが大切。
- テレワークが普及されることで、より生産性の高い仕事をすることが求められて、成果を出せない社員や会社は淘汰されることが予想される。
緊急事態宣言から急遽始まったテレワーク。これをきっかけに私たちの生活様式が一気に変わることは間違いありません。私たちも社会の変化に対応できるようにしていきましょう。