こんな疑問にお答えします。
- 商社で営業を担当し、メーカー認定TOP営業の経験あり。
- その後転職を経てメーカーで営業を担当し、日本と海外の顧客を担当。
- 現在は緊急事態宣言が出る前からテレワークにて仕事をしている。
新型コロナウィルスの影響で急遽テレワークが始まったりした企業も多く混乱していることもあるかと思います。
しかし、実は営業職こそテレワークのメリットがあるんです!
そして、私自身IT業界で働いている訳でもなく、商社とメーカーの営業職なのでターゲットは製造業です。
これまでIT業界など最先端な業界がやっているイメージが強かったのですが、製造業などいわゆるレガシー産業と言われている産業でもテレワークは非常に効果的なのです。
この記事を読むことで、
- テレワークとはそもそもどういったものか?
- 営業職がテレワークをするメリット
- 製造業営業マンが語るテレワークのメリット
が分かります。
是非、本記事を読んで、営業職がテレワークをするメリットについて理解を深めてください。
テレワークとは
そもそもテレワークとは?
Tele(離れている) + work(働く)
離れたところで働くということを意味しています。
テレワークと聞くと、在宅ワークのことをイメージするかたがいるかと思います。しかし、家だけではなく、外出中のカフェやサテライトオフィスで働くこともテレワークに含みます。
近年では、通信ネットワークが整備され通信速度も高速化しているので、重いファイルや動画の送信までスムーズにできるようになりました。
そのため、ネット環境とPC端末があればいつでもどこでも仕事ができるようになっているのです。
こうした技術の発展により、テレワークでは生産性向上、長時間労働の削減、ワークライフバランスの促進などの企業が抱える課題を解決する手段として、期待されているのです。
営業職がテレワークをするメリット
先日に私はこういったTweetをしました。
このTweetについて解説していきます。
1.移動時間が削減されて効率的に営業活動可能
営業所に行く必要がないので、移動時間も顧客の元へ直接移動するのみになるのが大きなポイントです。
もともと、直行直帰という制度はポピュラーではありましたが、これがより一層やりやすくなります。
昼からのアポイントでも営業所に行く必要はないので、朝や夕方の時間も効率よく使うことができるというのがメリットです。
2.無駄な電話に出なくて済むので効率UP
営業所にかかってくる自分以外の担当者宛ての電話や社内の内線電話も出ることがなくなるので、効率が上がります。
日中仕事をしていて、自分宛てではない電話がかかって電話を取ると、集中力が切れたり、突然問い合わせの連絡が入ると自分のタスクに横入りされて仕事が終わらないなんていうことがあったと思います。
しかし、テレワークで営業所以外の場所で働くことでこうした無駄な電話に出る必要がなくなるので、集中して自分のタスクに取り組めるようになり生産性が上がります。
3.営業所に戻る必要が無いので残業時間短縮
営業職でよくあるのが夕方に客先での打ち合わせが終わり、営業所に戻ると定時近くか定時が過ぎているなんていうことが多々あるかと思います。
本来ならそのまま退勤、と言いたいことですが、打ち合わせでもらってきた宿題や見積もりの作成、あるいは次の日の打ち合わせの資料作成などやることが山ほどあり、残業が発生することが多々あるかと思います。
しかし、テレワークであればわざわざ営業所に戻る必要もないので、近くのカフェなどで作業を行うことで営業所に戻る時間をそのまま作業をする時間に当てることができるので残業時間の短縮にもなります。
4.無駄な社内打ち合わせがなくなるので効率UP
営業所に出社して仕事をしていると何かと社内打ち合わせに呼ばれたり、出席する必要が無いのに出席しなくてはいけないというようなことが起こります。
しかし、テレワークの場合だとこうしたなんとなく出席するような会議や急に呼び出されるということがなくなり、より一層自分の仕事に集中しやすくなります。
全体的に言えることですが、やはり営業職がテレワークをすることによって日頃の営業活動がより生産性を上げることができるので売り上げを上げやすくなってきます。
また、残業時間も短縮できるので営業職のワイフワークバランスも保てるようになるのでメリットだらけなのです。
3.製造業営業マンが語るテレワークのメリット
これまでテレワークと聞くとどうしてもIT業界などのような先進的な業界がやっているようなところが目立って、製造業のようなレガシーな産業ではなかなか普及してきていませんでした。
しかし、製造業こそテレワークを導入することで今まで残業などでかかってきた時間・コストの両方を削減することができるので、むしろより生産性を上げることができるんです!
製造業がなかなか普及してこない理由として、
- 生産や資材調達など生産に近い職種もあり、職場から離れたところで仕事をするのが難しい為、一部の職種だけ認めるのは難しい
といったようなことがありました。
確かに現代において、いわゆるIoTが完全に普及していない昨今においては、製造の現場担当がテレワークを行うというのは難しいでしょう。
しかし、営業職など基本的に外出をして顧客を回って案件を取ってくる職種であれば、むしろオフィスにずっといるよりも生産的です!
上記でも説明しましたが営業職が営業所に戻ってきてそこから残業開始となると、企業にとっても個人にとっても残業時間が増して生産性が落ちます。
こういった点はIT業界でも製造業でも根本的には変わらないということが言えます。
まとめ
今回の記事では営業職がテレワークをするメリットについて解説してきました。
今回の記事のポイントは以下の通りです。
- テレワークとはTele(離れている) + work(働く)離れたところで働くということを意味している
- 営業職がテレワークをすると時間を効率よく使え、生産性が上がる。
- テレワークで移動時間が短くなるので残業時間削減になり、ワークライフバランスが保てやすくなる。
新型コロナウィルスの影響でこれまでの当たり前が一気に変わってきております。従来の働き方から新しく、より効率的な仕事の仕方に変わってきています。
ピンチだと思わず、逆に新しい働き方ができるチャンスと捉えてこの難局を乗り越えましょう。